犬のしつけ


犬のしつけはとても重要です。しつけを間違えると犬に下に見られることで言うことをきかなかったり、攻撃的になる恐れがありますので犬のしつけはしっかり行いましょう。

色々な説はあると思いますが、しつけのコツは「すぐに」と「くりかえし」です。では詳しくご説明していきましょう。



 ●犬のリーダーになりましょう

野生の中で犬は集団で生活します。群れの中にはリーダーがいてリーダーの言うことを聞いて行動します。その犬の習性を利用して飼い主が犬のリーダーになることで犬への上下関係を築きます。
飼い主がリーダーになるためには、犬が人に噛みついた際それがいくら甘噛みであろうとしっかりと怒りダメなことを教えること。逆に良い事をしたらどんな時でも目を見て褒めてあげましょう。

●犬の行動直後に褒めましょう

犬のしつけでは、犬の行動の直後に褒める必要があります。犬が悪いことをしたらすぐに叱り、いいことをしたらすぐに褒める。犬は直後に褒めたり叱ることで、何が悪くて何がいいことなのかを理解しやすくなります。これは家族全員で統一する事が大切です。
どんな事をしたら褒めてもらえるのかという事が理解しやすくなり、犬も飼い主さんに褒めてほしいので褒められる行動をとるようになります。しつけでは叱ることよりも褒めることのほうが重要になりますので犬がいいことをしたら、すぐに犬の目を見て笑顔で褒めてあげましょう。そうすることで犬との信頼関係も深まります。

 

●犬のご褒美を上げましょう

犬のしつけでは、ご褒美をあげる事が有効な手段になります。犬のしつけは叱る事よりも、褒める事を優先させます。やはり犬も人間と同じで叱られる事よりも褒められてご褒美をもらう事のほうが当たり前だけれど嬉しいものなのです。
いいことをしたら褒めてあげご褒美をあげることで、犬がこんなことをしたら飼い主が喜ぶんだということを印象づけることで良きしつけへとつながります。

犬にとってのご褒美はおやつだけではありません。目を見て笑顔で褒めてあげる。やさしく撫でてあげるだけでも犬は嬉しいものです。

たくさん褒めてあげるなら、おやつはカロリーの低い物や小さな物で十分です。

●犬を絶対に甘やかさないように
犬のしつけでは、絶対に犬を甘やかさないように。このくらいなら許容範囲だから、と行動を許してしまう事も、過剰におやつをあげて褒めてあげる事もいけません。
犬を甘やかしてしまうと、自分はリーダーの次に偉いのではと思い、家族の中でも自分が上だと勘違いを起こしてしまう可能性がでてきてしまいます。そうなると家庭内での順位が入れ替わってしまい、犬のしつけができなくなってしまいます。
そうならない為にも絶対に甘やかさず、悪い物は悪いんだということを根気強く教えることが素敵な愛犬にしつけるために重要なことです。
●犬のトイレの失敗を叱らない

犬がトイレを失敗してしまったりしても絶対に叱ってはいけません。トイレを失敗し飼い主さんがワーワーと騒いでしまうと、犬は褒められてるのかなと勘違いしてしまう可能性があります。もしくはオシッコしたこと自体を叱られたと思い、飼い主さんが見ていない所で隠れてしようとしてしまうことがあります。

トイレを失敗しても叱らずに無視したり、騒がずに低い声でダメ!と叱るようにしましょう。上手に出来た時と失敗した時の差をはっきりさせることで、「正しい場所でトイレをするといいことがある!」と理解させましょう。

そしてたくさん成功して褒めてあげれるようにトイレのタイミングをよく観察してあげてください。トイレの時に「ちーちー」「トイレ、トイレ」など、いつも同じ言葉をかけてあげるのも有効です。短期間に集中してトレーニングをすることで早くトイレを覚えてくれます。

 

●犬への体罰は厳禁です

犬のしつけで体罰は厳禁です。体罰は必要ありません。 少し前まではしつけのために「叩いて理解させる」ということが一般的でしたが、叩くことで犬が凶暴になったり、恐怖を覚えトラウマになり心を閉ざしてしまうことがあります。
犬は体罰をしなくても何度もしつけを繰り返す事で、時間はかかってもきちんと理解をしてくれます。リーダーと犬との良好な信頼関係を築くためにも体罰だけは絶対に行わないようにして下さい。                                                 



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