ドッグフードの選び方



世の中には数え切れない種類のドッグフードが溢れています。びっくりする程高価なフードもあれば、その反対に8kgで1000円もしないような安価なフードも。テレビコマーシャルで聞き馴染みのあるフードや、外国産で聞いたことのないフードもあるでしょう。いったいどのフードが良いのか迷うところかと思います。

まずよくある勘違いが、「国産のフードが良さそう!」です。日本は他のペット先進国と比べるとまだまだ歴史は浅く、ペットフードは食品であるという認識ではないので、人間では規制されている成分が使用OKであったりと、規制は大変ゆるいのが現状です。

したがって、ペット先進国といわれる「アメリカ」「イギリス」「ドイツ」などの人気フードは比較的安全と言えるでしょう。わかりやすいところでは、AAFCO(米国飼料検査官協会)またはペットフード公正取引協議会の栄養基準に適合した総合栄養食であるかを確認しましょう。しかし、あくまでたんぱく質や脂肪などの成分基準のチェックであって、原材料の品質はAAFCOの基準とは関係が無い部分であるため、高品質なドッグフードか判断するためにはAAFCOの基準を満たしているかということだけではなく、内容も吟味する必要があります。

愛犬に永く健康でいられるようにバランスのとれた良いフードを与えてあげるのが飼い主の大切な役割だと考えます。


原材料のチェックポイント

●まずは原材料の1番目、2番目に注目してください。

ご存知の通り多く含まれている順番に記載されています。ここがトウモロコシ、大豆、小麦、米などの穀物になっていないフードを選びましょう。犬は本来肉食です。人間と長く暮らしてきて多少雑食寄りになってきたとは言ってもやはり肉を好み、穀物の消化は苦手な動物です。最近では穀物アレルギーの犬も増えてきたことから、グレインフリー(穀物不使用)のフードも沢山販売されています。第一主原料が肉となっていても、家禽ミートなど曖昧なものではなく、何の肉かはっきりとわかる「○○生肉」などが良いでしょう。

●次に人工添加物・保存料・酸化防止剤に注目してください。

食の細い子、おやつの食べ過ぎなどで味の好みのうるさいわんちゃんの為に食いつきをよくするために動物性の油脂(内容は不明)を混ぜたり、人間には使用できない保存料や酸化防止剤で期限を伸ばした健康に良くない成分が入っていないか。

出来れば自然由来の物が良いのですが、どうしても賞味期限が短くなってしまうのがデメリットと言えます。

●いかにも野菜が入っていそうな色とりどりのフード、水分を多く含んだ半生タイプのフードは着色料や保存料が多く含まれているかもしれません。一見美味しくなさそうな茶色一色のカリカリのドライフードが実は一番安心、安全なフードといえるのです。


ライフステージにあったフードを

●小型犬の子犬は一年目で17歳ほどに急成長します。成長期の子犬には高カロリーで栄養価の高いフードを選びましょう。

●成犬には低脂肪で良質なタンパク源と健康な腸内環境をサポートする成分を多く含むフードを選びましょう。

●去勢や避妊をしたわんちゃんは太りやすくなるため早めにカロリーや脂質の少ないフードに切り替えましょう。

●高齢犬には小粒で関節ケア成分であるグルコサミンやコンドロイチンなどを強化したフードを選びましょう。

●太り過ぎはわんちゃんにとってもいいことではありません。脂質・カロリーを抑えながらも満腹感も満たされるよう食物繊維の豊富なフードを選びましょう。


アレルギーに気をつけましょう

最近はアレルギーで皮膚や被毛のトラブルを発症してしまうわんちゃんも増えています。その多くはハウスダストやノミ・ダニなど、フードとは別の要因でおこるものがほとんどで、フードによる食物アレルギーは全体の20%ほどと言われています。

しかしながら多くのフードの主原料であるチキンばかり食べ続けることによってチキンアレルギーになってしまうなどのリスクも高まります。最近ではチキン⇒ラム⇒フィッシュなどのように定期的にタンパク源を切り替え、アレルゲンが蓄積することを予防するという考え方も増えてきました。小麦・米・とうもろこしなどの穀物による消化不良も増えています。またフードによるアレルギーではなくても、良いフードを与えることで腸内環境を整えたり、免疫力を高めることでトラブルを改善することにもつながると思います。


当店で販売中のフード

ナチュラルハーベスト

・日本発のオリジナルフード。日本に住む犬の為に設計。脂肪分やカロリーを抑えています。

・人間への使用が禁止された原材料は不使用。中国産の原材料は一切使用していません。

・人工の防腐剤、着色料、香料不使用。防腐剤を使わない取り組みとしてビタミンEや抗酸化酵素を配合。

・できたてのおいしさをお届けするため、米国にて真空パック。パッケージに様々な酸化対策を施しています。

・メーカーとしては初めて商品に使用している全ての原材料とその原産国をホームページにて公開しています。

・1袋で購入すると少々高価ですが、2袋、4袋、8袋などセット購入するとお安くなります。

・グレインフリー(穀物不使用)・食事療法食などラインナップも豊富。


シュプレモ(ニュートロ)

・15種類の厳選自然素材をまるごと使用したホリスティック・ブレンドのナチュラルフード。

・新鮮なチキン生肉を第一主原料に使用し、抜群のおいしさを実現。

・タンパク源はチキン、ラム、サーモンの三種類をバランスよく配合。

・自然素材の最適な組み合わせで、さらなる相互作用をもたらします。

・ナチュラルチョイスのワンランク上のフードです。

・種類が豊富なため店頭にない商品はお取り寄せになります。(2日~5日ほどかかります。)


ナチュラルチョイス(ニュートロ)

・名前の通り個々のペットが持つニーズに合わせて選ぶ(チョイス)ことができるラインナップ。

・プレミアムチキンは犬のサイズや年齢にあわせて粒のサイズも選べます。

・プロテインシリーズはアレルゲンとなりにくいタンパク源、ラム、鹿肉、フィッシュの3種から選べます。

・スペシャルケアは避妊・去勢犬用、減量用、体重管理用など愛犬の特別なニーズに合わせて選べます。

・どれも高品質な生肉や魚を第一主原料に使用し、抜群のおいしさを実現。

・当店では一番お買い求めやすい価格帯です。

 ・種類が豊富なため店頭にない商品はお取り寄せになります。(2日~5日ほどかかります。)


アボダーム

・ビタミンが豊富なアボカド果肉、オイルを使った皮膚・被毛のナチュラルスペシャルフード。(葉、樹皮、種不使用)

・涙やけ、フケ、毛ヅヤなど皮膚トラブルにお悩みの方に人気があります。

・グレインフリー(穀物不使用)のラインナップも豊富にそろっています。

・種類が豊富なため店頭にない商品はお取り寄せになります。(2日~5日ほどかかります。)



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